片方のビールしか知らないなんて、人生損しているかもしれない
片方のビールしか知らない日本人
日本のスーパーやコンビニに並んでいる9割以上のビールは下面発酵製法によるラガービールです。
しかし、世界的に見るとラガービールはビールの片方でしかありません。
ワインに置き換えると白ワインばかりが店頭に並び、赤ワインは限られたお店でしか買えない状態です。
ラガービールとエールビール
日本で流通している9割のビールはラガービールですが、サンクトガーレンが造るのはそれとは対極のエールビールです。創業時からこれからも、サンクトガーレンはエールビール一貫主義です。
ラガービール 下面発酵、低温で造られる近代ビール
下面発酵製法で造るラガービール
■低温(10度前後)でゆっくり(1週間程度)発酵
■役目を終えたビール酵母は沈殿する
エールビール 上面発酵、常温で発酵する伝統的な作り方
上面発酵製法で造るエールビール
■酵母が浮かび上面で層を作る
ビール酵母は高温で活動するほど果実のような香り成分“エステル”を生成するため、上面発酵製法で造ったエールビールは「フルーティーな香りに満ちたビール」になります。個性が強いため、ワインのように魚料理にはこのビール、肉料理にはこのビール、デザートにはこのビール・・・とそれぞれの料理によってビールを選びながら楽しみます。
2つのビール。それぞれの生い立ち
水代わりに発展したラガービール
ビールに夏のイメージが強いのはこのためで、キンキンに冷やしたラガーは暑い日に喉の渇きを潤すのに最適です。日本のビールの大半は、ラガービールです。
ワイン代わりに発展したエールビール
エールの魅力はワインに劣らない豊かな香りと味わい。
冷えているとき~少しぬるまったときの表情の変化も素晴らしく、合わせる料理によっても魅力が倍増します。
世界に認められたサンクトガーレンのエールビール
<こんなビールの読み物もよく読まれています>
▶クラフトビールとは
▶とれたてホップ使用の発売がサンクトガーレンとKIRINで1か月もずれる理由
▶同じビールなのに樽生と瓶で味が違うように感じるのはなぜ?
▶グラスの内側の気泡は汚れ!?美味しいビールを飲むために