ビール用語辞典【あ】
■IBU(アイビーユー)
ホップ
IBUとは International Bitterness Units の略で国際苦味単位のこと。
ビールの苦味は、ビールの原料の1つホップによってもたらされ、ホップの使用量・ホップの煮込み時間・使用ホップのアルファ酸含有量に左右されます。
● 一般的にホップの使用量が多いビールほどIBUは高くなる
● 一般的にホップの煮込み時間が長いほどIBUは高くなる
● 一般的にアルファ酸の含有量の高いホップを使うほどIBUは高くなる
ただし、IBUという数値はあくまで計算上求められる数値であり、実際に人間が感じるものと異なる場合があります。
苦いコーヒーであっても砂糖やミルクを足すと苦味が相殺されるように、IBUの高いビールであってもベースのビールの糖度が高かったりすると、数値ほど苦味を感じにくい場合があります。また、その日の気候や飲む人の体調によっても苦味の感じ方は異なります(例:湿気が多い日は苦味を強く感じ、ストレスが多い人は苦味を感じにくい)
目安として日本の大手ビールのIBUは20前後です。
ちなみにサンクトガーレンのビールでIBUの高いビールはディアブロの91。次にYOKOHAMA XPAの48です。
逆にIBUの低いビールは湘南ゴールド・パイナップルエール・アップルシナモンエールで、それぞれ18です。