Chapter7 〜Dream 夢〜
ビールだけでなく
新しいビール文化もつくりたい
海外の飲食店では「ビール」って頼んでも、ビールは出てきません。
「何のビールにするか?」って聞き返されます。
ラガーがいいのか、エールがいいのか、スタウトがいいのか、そして銘柄は何がいいのか。
日本ではビールが1種類しかおいていないところがほとんどだから、そんな光景まずはあり得ません。
だから、ビールには種類がある、ということを多くの人に伝えていきたいのです。
よくチーズに例えるんですが、日本って昔、チーズと言えばプロセスチーズだった。
銘柄によって形や味が多少違うけど、根本的な特徴はそんなに大差がない。
(日本のビールは今はこの段階だとおもっています)
ところが今では1口にチーズと言っても、
カマンベール、モッツァレラ、パルメザン、ゴルゴンゾーラ、マスカルポーネ…
色んな種類があることをほとんどの人が知っていて、
スーパーに行けばそれが簡単に手に入るようになりました。
日本のビールもこうなったら、面白くなると思います。
そのきっかけをサンクトガーレンがつくっていきたい。日本のビール文化をもっともっと面白くしていきたい。
こんな小さなビール会社が、日本のビール文化に一石を投じることができたら、すごいですよね。