IPA(アイピーエー)とはIndia Pale Ale(インディア ペール エール)の略。
その昔、イギリスがインドを植民地にしていた時代。
インドで働く自国民にビールを届けようにも、飛行機はなく、船での長旅が必要でした。
さらに、船に冷蔵庫はなく、常温での配送。
インドに到着したビールは腐敗し、とても飲めたものではありませんでした。
そこで目を付けられたのがホップ。
ハーブの一種で、雑菌の繁殖を抑えると言われるホップを大量に使うことでビールの腐敗を防ごうとしました。
そのときに生まれたのがIPAです。
ホップはビールに苦味と、香りの基にもなります。
そのため、IPAは通常よりも格段の苦味と、グラスから溢れる華やかな香りをもつビールとなっています。