■ 「IPA」とは? India Pale Ale/インディアペールエール
インドがまだイギリス領であった頃、イギリスからインドにビールを送る際には半年もの長い航海が必要でした。
冷蔵庫の無い船での長い航海の末、ビールが着く頃には大半のビールは腐敗して飲めない状態。
そこで長期間の輸送に耐えられるよう、アルコールを高め、雑菌繁殖を抑えるホップを大量に投入したビールが造られました。それがIPA。
ホップは防腐効果の他、ビールに苦味と香りを与えます。そのためIPAは少し強めのアルコールと、強力な苦味、華やかな香りが特徴となっています。
昨今の国内外のクラフトビールシーンではとても人気の高いスタイルの1つで、2012年のグレート・アメリカン・ビア・フェスティバルで最も出品の多かったスタイルがアメリカンIPA(インディアペールエール)。2番目に出品の多かったカテゴリーはインペリアルIPA(ダブルIPA)と、いずれもIPAファミリーでした。
■IPAdayの歴史
2011年からはじまり、昨年は8000人以上から約1万2000の #IPADay ハッシュタグ付きtweetがされました(2013年は“d”が小文字になったことにご注意を)。
ハッシュタグは、ニューヨーク、シカゴ、サンディエゴ、サンフランシスコ、シアトル、アラバマなど、いくつかの米国の大都市を中心にアジア、南米からもtweetがあり6大陸全体に拡大しました。
IPAを飲んで「 #IPAday 」ハッシュタグでTwitterやInstagram、Facebook、Pinterest、Google+のや他のソーシャルメディアプラットフォーム上に投稿して世界のIPAラバーとホップ愛、クラフトビール愛を共有しましょう。
※2013年は #IPAdayと 小文字「d」を使用していることに注意してください。
■今なら限定の「SessionIPA (セッションアイピーエー)」も
現在サンクトガーレンが出店している「
オモハラ・ビア・フォレスト」ではYOKOHAMA XPAの他、限定醸造の「
セッションIPA」を提供中。
セッションビールは、伝統的なビアスタイルを踏襲しながらもアルコール度数だけを本来のスタイルよりも低くしたもの(大体5%以下)で、アメリカのクラフトビールシーンでよく見かけます。
サンクトガーレンの「Session IPA」はIPAの特徴である華やかなホップアロマ、鮮烈な苦味をもちつつ、アルコールは4%とビールとしては低アルコール。
チビチビゆっくり楽しむIPAではなく、ゴクゴク飲んで欲しい、暑い夏にぴったりのIPAです。