幻の洋梨ル レクチェとベルジャン酵母の
フルーティーな風味が凝縮したチョコビール
1回の醸造に約350kgのル レクチェを使用。その独特の甘い芳醇な香りを活かすため、2006年以来チョコビールシリーズに一貫して使用してきたアメリカンエール酵母ではなく、ベルジャンストロング酵母を採用。
果実と酵母の相乗効果で真っ黒い色からは想像もできない、フルーティーな香りが広がります。1口、2口と飲み進めていくと時間差でチョコレート麦芽のビターな風味が追いかけてきます。
果実と酵母の相乗効果で真っ黒い色からは想像もできない、フルーティーな香りが広がります。1口、2口と飲み進めていくと時間差でチョコレート麦芽のビターな風味が追いかけてきます。
このビールは日本の酒税法で認められている以上の量の果物を使用しているので「発泡酒」表記となっています。麦芽率は高いので税率はビールと同じで節税型発泡酒とは一線を画します。
ル レクチェとは
1903年頃、フランスから新潟県に導入された洋梨です。甘味の濃さ、とろけるように滑らかな食感、芳醇な香りは他の洋梨を凌ぐほど。
しかしながら、病気に弱い上、収穫した後に徹底した温度管理下で40日以上も追熟が必要など、数ある洋梨の中でも特に栽培が難しいとされます。生産量はラ・フランスの10分の1程度しかなく“幻の洋梨”と言われます。
多くの人が思い描く洋梨は緑色ですが、ル レクチェは緑色のときはまだ硬く、黄色くなった頃が食べ頃です。
秋に新潟の農家さんより和梨のヴァイツェン用の訳あり梨を買い取った際に「洋梨も困っている…」というお話しを聞き、今回このビールの発売に至りました。
チョコビール史上初ベルジャン酵母使用
2006年より販売しているチョコビールは、これまでに苺、バナナ、栗、ミントなど様々な限定フレーバーを製造してきましたが、酵母は一貫してアメリカンエール酵母を使用していました。
この酵母は主張が比較的穏やかなため、麦芽やホップ、副原料の風味を立たせたいエールビールに広く使われています。
今回、ル レクチェの独特な甘い芳醇な香りを活かすため、初めてベルジャンストロング酵母を採用。
青りんごや梨、プラムなどに例えられる香りが主張する酵母で、本物の洋梨との相乗効果でフルーティー感に満ちたビールになっています。