しっかりオレンジ。しっかりビター。
香りも後味もマーマレードそのもの!
マーマレードに使われる“橙(だいだい)” というオレンジを皮ごと細かく刻み、ジャムをつくるように長時間煮込んで風味を凝縮。それをビールの基になる麦汁(ばくじゅう/ノンアルコールの麦ジュース)に合わせて発酵させました。橙は“代々”と掛けられる縁起の良い柑橘としてお正月飾りにも欠かせないものです。オレンジは皮も身も丸ごと使用しているため、飲んだ後にはマーマレードのような皮のほろ苦さが。オレンジピールにチョコレートをコーティングしたお菓子“オランジェ” のような味わいのビールです。
このビールは日本の酒税法で認められている以上の量の果物を使用しているので「発泡酒」表記となっています。麦芽率は高いので税率はビールと同じで節税型発泡酒とは一線を画します。
神奈川県産オレンジ橙(だいだい)を使用
【1】オレンジチョコレートスタウトに使っているオレンジは、神奈川県足柄産の橙(だいだい)というオレンジです
【2】橙は海外ではビターオレンジと呼ばれ、そのまま生では食べられないほど苦味が強いのですが、火を入れると香りや風味が強く出ることからマーマレードの原料として使われます。
【3】さらに、代々と橙を掛けた縁起の良いオレンジとして正月飾りにも使われます。
【4】橙は洗って皮ごと細かく切ってります。
【5】それを給食が作れるような大きな寸胴で煮込みます。
【6】途中でアクをとりながら、焦げないように煮詰めていきます。
【7】半日ほど煮込み続けます。
【8】寸胴いっぱいだった橙が3分の1くらいにまで煮詰まります。
【9】それを細かい穴のあいた、さらし袋に入れて釜に投入。ビールのベースとなる麦汁と一緒に煮込んで発酵させます。